斜め上の“サフィズムの舷窓”舞台探訪記その1

第一の写真

1月31日(土)、現地時間午後11時。フィレンツェ、カンポ・ディ・マルテ駅に到着。
翌日は雨。この雨が最後までころぼを苦しめることになりました。
チェックアウト時、宿泊先のユースホステルでマスターに遠慮がちに訊いてみる。
「あのー、この、写真たちの場所、わかりますか?」
「ん?どれ。あー、わかるよ。」
おぉ。難問即解決。というか、ちゃんとあったんですね。よかった。
「ここにいきたいの?それとも、これと同じ写真を撮りたいの?」
「あ、あ、同じ写真を撮りたいです……」
な。なぜだ。何故こちらの考えていることがわかる。
「ほう。じゃ、写真の裏に場所を書いてあげよう」
「あ、ありがとうございます!」
「えーと、これはあそこだな……ところで、これなんの写真なんだい?」
「……(聞こえなかったふり)」
「で、これはあれで……ん?これは……」

この後、とある大きな事実が発覚するのですが、それは最終章で。
ともあれ、場所の問題は解決。丁重にお礼を申し上げて、ホテルへ移動。

そして雨の中、第一の場所「ヴェッキオ宮」(Piazza Veccio)に向かったのです。

これ。写真に難があるのは見逃して下さい。携帯です。一眼では焦点が両方に合わせられないのです。
キャラなしの高画質画像もありますので、そちらは後日。

続きはまた。